民泊のトラブル【ゴミ】爆買いの残骸DM専用ゴミ箱へ。
本日のトラブル物件情報
12階建てマンション
全48世帯
民泊運用歴:3ヶ月
最寄駅:地下鉄・徒歩3分
定員4人
管理人:無
オートロック:無
ストーリー
今回は民泊物件の室内で起こったトラブルストーリーではなく、外にあるメールボックスのある共有部で起こったトラブルです。
日本全国のアパートやマンションには不要なチラシ・DMを捨てるためのゴミ箱が設置されていると思います。
このゴミ箱はあくまで、チラシ類を捨てるため物で、生活で出たゴミを捨てる目的では決してありません。
しかし、大量に靴や電化製品を買って帰国する中国やアジアの旅行者がこのように、チラシ用ゴミ箱に靴の空き箱や家電量販店の紙袋を捨てるという報告が増えております。
こちらのアパートでも、何度もこのクレームが一般の入居者から管理会社に入り、民泊運用を行う部屋を割り出すために監視カメラを導入したらしいです。
写真では、靴箱とビックカメラの袋しか見えませんが、下にはなぜかセーターや衣類も捨ててあったとのことです。
私たち日本人の常識を、海を越えた外国人の方が全員知っているとは限りません。
なのでゴミ箱はゴミを捨てるための箱なので、その箱に入れるものがチラシ専用のゴミ箱だなんて予想もしない方もいるでしょう。
しっかりこちらのホストさんは、このゴミ箱にはゴミを捨てないようゲストにアナウンスを徹底してほしいと思います。
民泊の良さや素晴らしい体験は、やはりホストをやらなければ実感できないものだと思います。
民泊についての情報サイトやTVニュースでの報道は、ゲストとホストの間に起きた一瞬の出来事の更に上部のほんの一部の内容です。
全く知るはずも、出会うはずもなかった外国人と、友達になれて自分を信用して、はるばる日本まで来てくれ、自分のガイドで自分の住む街を楽しんでくれる。
そんな体験はネットやTVで、報道することはできたとしても、その心の感動具合をも読み手に伝えることは無理でしょう。
情報の速度も良いことよりも悪いことの方がすぐに広範囲に広まります。
なので、日本全国のホストさんには民泊の部屋を完成させたら終わりではなく、今回のようにゴミの捨て方・近隣の空気感・日本のマナーなども伝えていく努力を心の片隅にでも置いてほしいと思っております。
現在の日本における民泊の印象を良くも悪くもするのは現在ホスト登録している方々以外にありません。
マナーが無い外国人、日本語が話せない外国人、声がうるさい外国人…
批判をするときは全てゲストに矛先が向かう風潮を数多くのトラブルを伝えるブログでは目にしますが、まずはホストさんのコミュニケーションの中にこのようなマナーのルール説明も行っていたかというホストへの意見も重要です。
Airbnbをはじめとする民泊は、人と話すのはチェックイン時の鍵をもらうときだけというホテルではありません。
ゲストが滞在中であればいつでも外出に誘うことや、旅行のプランの計画を手伝うことができる"民泊"なんです。
日本のマナーや、日本人はこういう事が嫌がるという部分もしっかり伝えていく事も重要だとトラブル君は考えております。
本日のトラブル君の民泊の教訓
「日本のマナー・ルールもしっかりと説明しましょう。」