【実録】 【手紙】

【民泊撤退】管理組合からの民泊禁止の手紙を受け取りました。

今回は先週に投函されたばかりの、民泊運用を禁止する手紙をご紹介いたします。
こちらは1フロアに10室が入っている10階建てのマンションです。

一階には管理人がおり、繁華街の中にある物件のため一般的な入居者の他に、夜関係の仕事の方や待機所など様々な入居者が入っている物件です。
その中で今回のホストさんは4階と5階に区分所有で物件を持っており、2室とも民泊部屋として運用されていたそうです。

運用を開始したのは、2015年の夏とのこと。
当初このマンションで民泊をしていたのは誰もいなかったようですが、徐々に他にも民泊を始めた方が増えていったそうです。

現在このホストさんが把握しているだけでも、4人ほどの方が民泊をされているそう。
自分だけが民泊をしていた際は、清掃時に管理人さんと会っても愛想よく話しかけてくれたそうですが、徐々に嫌な顔をされるようになったとおっしゃっていました。

 

同じマンションで複数のホストが民泊運営するリスク

同じ建物内で複数のホストさんが民泊運用をされる際、物件数が増えればもちろんトラブルが起こる確率も増え、外国人旅行者の出入りも多くなり近隣住民の不安感も自然と増してしまいます。

例えば今回の物件のように1フロア10室の10階建、つまり全部で100室のマンションの中で、1室だけ民泊物件を行なっているならば、管理人も目を瞑ってくれ、隣のお部屋の方も理解してくれていれば、末長く民泊運用できる可能性も高まるでしょう。

しかし、つい知り合いの不動産オーナーや民泊を始めたいため物件を探している方に、「自分が民泊運営している物件は大丈夫だ」という事を伝えたり、紹介などをして自分と同じマンション内に民泊部屋を増やしてしまうと、区分所有民泊はデメリットしかありません。

 

管理組合からの手紙

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保健所や管理組合から通知が来た場合は半年後に民泊運用を中止しているホストさんがほとんどです。
連絡を無視したりせずに正々堂々と、話し合う事をお勧めします。

当ブログでも様々な通知書をご紹介しております。
ご参考にどうぞ。
民泊中止通知の手紙トラブル

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