【実録】 【手紙】

【注意喚起】共有部に管理会社から注意の張り紙が貼られました。

今回のトラブル対象

民泊運用していることが特定されました。

 

物件情報

トラブル発見時:ゲストチェックアウト後の清掃時に共有部にて発見
部屋タイプ:まるまる貸切
物件タイプ:マンション
間取り:2LDK
定員:5人
観光・民泊としての立地:☆☆☆
オートロック:有
管理人:無
民泊運用歴:10ヶ月
トラブル危険度:☆☆☆☆☆

 

ストーリー

市内中心部にある観光としても良い立地のマンションで民泊を運営されているホストさんのお話です。
ホストさんがゲストチェックアウト後に清掃のため物件に行かれた時に今回のトラブルを発見しました。

オートロックドアの前に掲示板があるのですが、そこに目を疑う張り紙が貼られていたそうです。
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そしてこの張り紙を発見した数日後に、ホストさんは管理会社から電話がかかって来たそうです。
民泊をしていることの確認と普通に住まないのであれば退去するよう求められました。

その電話でホストさんは民泊運営をやめる事を決めたそうです。
しかし数ヶ月先の予約も決まっていたため、その後はairbnb上で新たな予約を受け付けず、すでに決まっているゲストさんの受け入れだけを行い、半年後に民泊をやめ家具や備品を全て撤退させました。

 

民泊ホストが管理会社・保健所から注意を受けた時の行動パターン

①強行突破編
初めて管理会社などから注意や民泊運営の確認を受けた民泊ホストがはじめに言う言い返しでもっとも多いのが以下の主張。
「宿泊している外国人は私の友人だ。友達を私の家に泊めて何が悪い?」
と友人を泊まらせている主張をする方が多いです。

②素直に応じる編
注意や確認を受けたら、すぐにリスティングを非公開にして、既に決まっているゲストの受け入れだけを行い、その後撤退。
またはairbnbに素直に全てを話し、数ヶ月後先の確定されている予約もキャンセルしてもらう。

③悪どい編
管理会社から「あなたの物件がairbnbサイトに掲載されていました」と注意を受けた場合、素直に民泊運営している事を認め、「今すぐやめます」と伝えるも、管理会社・保健所が土日休みという事を利用し、平日はリスティングを非公開にし、土日だけ公開にし予約を募るという方も。

しかし結局は…
様々な言い訳や、抜け道を見つけ騙し騙しホストをしていても、半年後には撤退される方がほとんどです。
一度管理会社・保健所からマークされたら、もう長く続けることは出来ないと思ってしまっても結構です。
そのためには空き物件や立地が良ければ民泊に適していると判断するのは大間違い。

他の入居者の性格や土地柄、管理人がいるいない、なども民泊に適しているかどうかを見極める重要なポイントになります。
(需要があるサービスなのになぜこんな抜け道どうこうの話をするのか切なくなりますが…)

ホテルが足りないのは確かで、観光客が宿泊する場所が求められているのは事実です。
昔ながらの法律や、一般の方々が民泊に対する情報を受け取る術も少ないのが原因ですが、未だ拒否派が多い民泊の現状、いたちごっこのようなホストと管理会社・保健所との対立。

どれも今の時代に合ったルールや世界の流れに沿った話し合いではなく本当の民泊に対する長所短所の核心をついたルール上で話し合いが行われている現状ではありません。
当ブログでは、物の破損・周辺住民とのトラブル・タバコや騒音問題など民泊で気をつけるべきほとんどのトラブルをご報告してきました。

宿泊日数上限を180日にしてもトラブルが減ることにはつながりづらいと思っています。
今のままではコソコソしながら民泊をされている方が大半なので、もっと堂々とホスティングしていることを言える社会になることを願っております。

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