民泊トラブル#80【破損】マグカップ破損な上に嫌がらせな弁償金を受け取りました。
今回のトラブル対象
マグカップと小銭。
物件情報
トラブル発見時:ゲストチェックアウト後の清掃時
部屋タイプ:まるまる貸切
物件タイプ:マンション
間取り:1LDK
定員:4人
観光・民泊としての立地:☆☆☆
オートロック:有
管理人:無
民泊運用歴:18ヶ月
トラブル危険度:☆
トラブル内容の前に。。
おかげさまで本記事で第80回目を迎える「民泊のトラブル君」
もう少しで100記事も目指せるボリュームになってきました。
今回のトラブルは残り20記事で100回目到達が見えてきた状況で、これまでご紹介してきた数々のトラブルに比べると驚きの無いよくある内容で、今までの記事を読んでくださっている読者さまにも、さほど衝撃を与えられないトラブル…かと一瞬思いました。
しかし被害を受けたホストさんから頂いた写真を見た時、ある意味第80回目の記事にふさわしい珍トラブルだと思いましたのでご紹介させていただきます。
それでは本題へ。
区分所有マンションの一室を民泊運用として外国人に貸し出している今回のホストさん。
いつものようにゲストチェックアウト後にホストさんは清掃へ行きました。
するとリビングに入った瞬間に今まで見たこともない光景が目に入ったそうです。
なんとマグカップの取っ手が折られて使用できない状態で棚の上に置かれ、更には弁償金という意味でも、更には嫌がらせという意味にも読み取れる大量の小銭が無造作に置かれていたそうです。
置かれていた金額は約¥500。
マグカップは100円均一の物なので十分損害額はカバーされています。
しかしお詫びの気持ちの込められていないお金の渡し方やメッセージでは何も連絡をしてこない対応にゲストさんは気分を悪くしたと言います。
私たち日本人も海外に行った際、見慣れない外貨でちょっとした少額の買い物でも、大きなお金で支払いしてしまい小銭を多く作ってしまうという事はよくあります。
こちらのゲストもそのような支払いで溜まった小銭を帰国で不要だからということで、最後にばら撒いてチェックアウトしたのでしょうか。
そしてマグカップの横には黒い汚れが染み込んだ食器洗い用のスポンジも置いたままでした。
ホストさんは、レビュー記載時にそのゲストのマナーの無さを綴り今回のトラブルは幕を閉じました。
マイナスをプラスに。
今回のトラブルを聞いた際、なんという嫌味なお金の渡し方をするんだ…と思いました。
しかしよく考えてみると空港には帰国で不要になる現地のお金を募金できる箱が設置していますし、コインを不要に思うゲストは多いのかもしれません。
そこで民泊物件に募金箱を設置してみるのはいかがでしょうか。
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何か物件内で買い換えたい備品や、修理したい箇所を素直に一枚の紙にまとめ募金箱に貼り付けて公表し、自分の民泊物件ゲストのみに公開するクラウドファンディングのような仕組みなんていかがでしょうか。
1年間設置し続けるとエアコン設置の足しにできたり、新しい寝具や家電の調達に使えるかもしれません。
あくまでお金をせびるのではなく、不要な場合はあなたが宿泊したこのお部屋のバージョンアップにご協力くださいというスタンスがよろしいかと。