民泊トラブル【損傷】床で火を消されました。
本日のトラブル物件情報
民泊運用歴:9ヶ月
ストーリー
ゲストのチェックアウト後、ホストはいつものように清掃へ向かいました。
玄関を開けて室内に入ると、布団も畳んでくれてあり、ゴミも分別された上、使った食器も綺麗に磨いてあったため、とても良い状態でチェックアウトしてくれて「親切なゲストさんだったな〜」と思いながら清掃をスタートしました。
リラックスしながら掃除をしていたのもつかの間。。
リビングの床を掃除機がけしていると部屋の隅に、タバコの燃え跡を発見したのです。
このアパートは全部屋禁煙に設定しています。
ホストは「親切なゲストだと思っていたのに、部屋のルールを破ってタバコを吸っていただなんて…」と悲しい気持ちになりました。
ホストさんはairbnbのホスト保証を利用し、修理代金を請求しようと思いましたが、その請求をするには、まずゲストへの喫煙の確認やそのゲストが傷をつけたという確証を取らなければなりません。
その時ホストさんはふと思いました。
これまでの清掃を振り返ると普段部屋の隅部に掃除機をかける際、そこまで注意しながら床を見て、清掃したことはないと思い返したそうです。
つまりこの焦げ跡は直近にアウトしたゲストではなく以前のゲストが付けた可能性も十二分にあるわけです。
この時点でホストはairbnbへの被害連絡はやめることにしました。
綺麗な部屋の状態でチェックアウトしてくれたゲストへ実際はルールをきちんと守ってくれたのに、疑いの目で「タバコを吸って床に焦げ跡を作りましたよね?」だなんて楽しい旅行の最後にそんなしけた質問は申し訳ないということで、今回は自分の不注意ということで諦めることにしたそうです。
今後は部屋の隅や細かい部分にもダメージはできていないか、清掃毎に注意するという心がけを学んだホストさんなのでした。
トラブル君の対策案
今回のような問題は、そのアパートの管理者であるホストが物件内に入る清掃時にいかに細かな点も見逃さないかという点がキーになってくるかと思います。
どんな人気物件でも数日間ゲストが来ないというタイミングはあるので、そのような時期にじっくりとチェックするということも怠ってはいけません。
あとは、私はこのホストさんへ禁煙ステッカーを室内に貼ることをお勧めしました。
一般的な禁煙ステッカーはこちら。
禁煙 高耐候性ステッカー 円形 90X90mm
↑これは少々もろすぎるので、日本っぽさもある、こんな商品も見つけました。
TOYO MARK [ 東洋マーク製作所 ] ステッカー No smorking [ 品番 ] R835
いくらチェックイン前のメール連絡時や室内の注意書きで禁煙だと伝えても、喫煙するゲストはいるものです。
ですが、そんな時もしっかりこちらができる限りの対策を常時行っていれば、airbnbのホスト保証やデポジット請求することも可能です。
厚い対策を行っていきましょう!