【トイレ】 【破損】

民泊トラブル【破損】便座真っ二つ!!

2016.9.1

 

本日のトラブル物件情報

1階/4階建・アパート
間取り:1LDK
定員人数:4人

寝具構成:シングルベッド2台・セミダブルソファベッド1台
民泊運用歴:5ヶ月
最寄駅:地下鉄徒歩5分

 

ストーリー

ゲストのチェックアウト後、清掃のためホストさんが室内に入りました。
トイレを綺麗にしようと、トイレのドアを開けると見事に真っ二つに割れた便座が目の前に。

確かに便座はプラスチック素材で、いつかは耐久性が薄くなるとはいえ今まで便座を割るだなんて、このホストさんは一度も人生で体験したことがありません。
私もありません。

普通に座って使用するのに、便座が割れるということがあり得るのでしょうか?
便座の上に立ったりしたのではないか等考えてしまいます。

ホストさんは、チェックアウトしたゲストへ、この割れた便座の写真と割ったことを確認するメールを送信し、ゲストからも正直に謝罪の返信があったようです。
素直に割ったその場で一報くれれば良いのに…。

後日便座代を振り込んでもらい、この件は解決したようです。

 

トラブル君の対策案

我々の認識ですと、もしも何か他の人の物を壊してしまったら素直に"すぐにその場で連絡する"というのが一般常識ですが、ホストとのシェアハウススタイルの民泊ではなく、「まるまる貸切」で鍵の受け渡しもホストと会わずに無人で取り出す形式のアパートでしたら、自分たちがチェックアウト以降でなければトラブルに気付かない、という点で何か紛失や破損をしても、ホストからの問い合わせが無ければ一切連絡をしてくる事のないゲストは残念な事ですがたくさんいるのが現実です。

そして、我々日本人の性格上直接ゲストに言い出せなかったり、ゲストの損害補修代金もホストが自分で払うというケースも多いです。

民泊のホストをやる以上多少の消耗品の継ぎ足しや、常識的な範囲内で使用を続けていくうちに新しいものと交換しなければいけない事はありますが、"明らかにゲストが壊した"と判断できるコトに関しては、Airbnbには保証制度や、デポジット設定も出来るので、変に気を使うことなくこれらの制度は利用して良いと思います。

私の知人のホストさんの中で、あるゲストがチェックアウト後、100均で購入した、スプーンとフォークが1本づつ無くなっていた事があり、被害額としてはわずか¥200ですが、ゲストが持ち帰ったという事実があるため、その¥200すらもきっちりと請求するというホストさんもいらっしゃいます。

わずか¥200ならば、消耗品だと考え自腹で買い直すホストもいれば、きっちりと請求するホストもいます。

これを読んでくださっているホストの方や、これから民泊を始めようとしている方は、どのラインでゲストに請求するかということを考えてみてはいかがでしょうか。

トラブルが起こってから対応を考えるのではなく、このブログでは様々な種類のトラブルをご紹介しておりますので、事前に様々なシュミレーションをしておくことで、スムーズなトラブル解決へと繋がります。

トイレの便座にはU字とO字がありますが、一般的にU字は古い物件で今はO字が主流のようです。
素人の考えですが、耐久性もO字の方が座った時の重みも分散されやすく、U字よりも割れづらいのでは?と思ったりもしました。

これを機に、O字の便座に変えてみてはいかがでしょうか?

TOTO 普通便座 普通サイズ

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