民泊トラブル【故障】エアコンお漏らし発生。
2016/09/06
本日のトラブル物件情報
寝具構成:シングルベッド3台・シングル布団3つ、セミダブルソファベッド1台
民泊運用歴:7ヶ月
最寄駅:地下鉄徒歩15分
ストーリー
滞在中のゲストからホストへ1通のメールが届きました。
エアコンから水が垂れてくるわ! 浴室にあった箱を下に置いておいたわ。
問題なく冷たい空気は出るから大丈夫よ!
とのメールを受信。
2枚の写真も添付されていました。
確かに本体から滴る水滴と、箱内に意外にも結構水が溜まっている様子が。
ちなみにゲストが水受けとして使っているこの箱は浴室に置いていた脱衣カゴです。
この物件は築年数も結構経過していて、エアコンだけでなくヒーターも昭和のデザインを存分に感じる古い状態のままです。
よくもまだ使えているなぁという印象です。
エアコンは問題なく使えているということと、2日後にはゲストがチェックアウトするので、ホストさんはこれを機にエアコンの買い替えも考えましたが、一度エアコン専門のクリーニング業者に本体の中を綺麗に清掃してもらうことにしました。
ゲストチェックアウト後、業者に見てもらった結果、長年清掃を一切してこなかったエアコンの内部が尋常ではない汚れが溜まっており、本来流れるべき水が流れず逆流してしまったとのことでした。
現在は昭和時代のレトロな外観ではあるものの、元気に室内を冷気で包んでいるとのことです。
トラブル君の対策案
真夏にエアコンが完全に故障してしまったら、とても室内は暑く、ゲストは快適に過ごせず悪いレビューが付くことは確定です。
私たちは外出時には電気を消したり、エアコンもつけっぱなしで仕事に行くことは無いでしょう。
しかし、民泊旅行者はあくまで旅行・バケーションで来ており、外出の際電気をきちんと消して出かけているゲストはほぼいません。
これは多くのホストさんが口揃えて合う意見で、例えばゲストから「部屋の電球が切れたから、私たちが出かけている間に交換しておいて欲しい」というメッセージが来た際、希望通りゲストが外出している時に交換しにいくも、部屋の全ての電気が点きっ放しという話はよく耳にします。
私たちも旅行でどこかに行った際、きちんとホテルの電気やエアコンを消して外に出るというのは、一般生活では無い気の浮かれから忘れてしまうことが多々あるのでは無いでしょうか。
そのため、電球が切れたという連絡は最も多いです。
また、チェックアウト時にも電気は点けっ放しなことが多いので、数日次のゲストが来ないからといって数日後に清掃すればいいやという考えだと、その放置している期間電気が点けっ放しということも十分にあるので、鍵・電気・窓のチェックだけでも、チェックアウトした当日に行うことをオススメします。
こちらの物件のように、年式の古いエアコンを利用されている場合、こまめにエアコン内部を清掃しておきたいものです。
業者に頼むとお値段的にも高いので、簡単に出来る方法でこまめに自分で清掃しておけば、業者に頼む必要もなく、異常が発生した場合や予兆が自分でもわかりベストなアパートの状態が保てるでしょう。
以下のようにスプレーするだけで洗浄される便利なグッズもあります。
夏の始まりと終わりに使用するだけでも、効果は出るはずです!
アース製薬 エアコン洗浄スプレー