民泊トラブル#64【ホストに負】ガス火用とIH用の調理器具
今回のトラブル対象
調理器具(鍋・フライパン)
物件情報
トラブル発見時:滞在中ゲストがお湯を沸かそうとした時
部屋タイプ:まるまる貸切
物件タイプ:アパート
間取り:1K
定員:2人
観光・民泊としての立地:☆☆
オートロック:無
管理人:無
民泊運用歴:1年11ヶ月
トラブル内容
今回はキッチンに関するトラブルです。
こちらの物件は、最近はあまり見かけることがなくなった電熱線コンロの物件でした。
しかし民泊運用開始後、この電熱線コンロが壊れてしまったそうです。
なのでホストさんはコンセントに挿すだけで使えるIHコンロを購入しました。
そして、IHコンロ設置後に泊まりに来たゲストさんから「コンロを使ってお湯を温めようとしても、コンロから大きなブザーが鳴る」というメールを受け取りました。
そのIHコンロは新品で購入したので、すぐに壊れるはずはありません。
おかしいと思いながらも、ホストさんは現地へ向かいました。
そしてホストさん自身でも鍋に水を入れて、沸かそうと試みましたが確かにすぐにブザーがなったそうです。
これでは、ゲストの利用に支障が出るので、購入した店舗に再度出向き商品を交換してもらいました。
そしてすぐに物件に戻り、ゲストさんへ新しいコンロを手渡しました。
これでトラブル解決かと思いましたが、なんとまたゲストさんからブザーが鳴るという連絡を受け取ります。
なんとホストさんはIHコンロに買い替える際、コンロだけでなくもう一点買い替えるべき大事な物を忘れていたのです。
それはIHコンロ用の鍋の購入を忘れていたのです。
↑写真に写っているフライパンと鍋はガス火専用(電熱線でも利用可)の物。
それに気づいたホストさんは、ホームセンターへ向かいIH用の調理器具を購入し、再々度ゲストさんの元へ行きました。
もちろんそれ以降はブザーが鳴るはずもなく、ゲストさんはお湯を沸かすことが出来たそうです。
火事の原因である火を使わせたくないホストさん向けのおすすめコンロ
民泊ホストさんの中には、火のトラブルを避けるためにあえてガスコンロを設置せず、IHを設置しているホストさんもいらっしゃいます。
しかし、一般的なIHコンロはボタンが非常に多く完璧な操作ガイドを置いていたとしても、初めてIHコンロを使う外国人が大半で非常に困るゲストさんが多いそうです。
そこで今回は複雑な機能を省き、外国人にも絶対に操作できるコンロをご紹介します。
これなら操作ガイドを作る必要もないくらいです。
鍋を選ばず使える!ガラストップグリル 1200W
操作に必要なボタンが火力を調節するツマミしかありません。
そして嬉しいのは、今回のトラブルの原因であったIH用の調理器具に買い替える必要もないということです。
これであれば、火の心配も無いですしゲストが操作に困ることも無いでしょう。