民泊トラブル#60【実録】たくさんの虫が床に落ちていて怒られました。
今回のトラブル対象
お部屋のどこかから侵入した虫たち。
本日のトラブル
トラブル発見時:ゲストチェックインしたゲストさんからの連絡。
部屋タイプ:まるまる貸切
物件タイプ:アパート
間取り:1R
定員:2人
観光・民泊としての立地:☆
オートロック:無
管理人:無
民泊運用歴:6ヶ月
トラブル内容
今回の民泊トラブルはこれまでご紹介してきたものとは少々ケースが違うトラブルです。
こちらの民泊物件は冬の時期に運用を開始しました。
お部屋は1ルームで2人定員のコンパクトなアパートの一室。
これまで特にトラブルなく、ホストさんはゲストさんを迎え入れてきました。
しかし8月のある日、チェックインしたゲストさんからお怒りのメッセージが届いたそうです。
いま部屋にチェックインしたわ。
だけどたくさんの虫が部屋の中に落ちているわよ。
なんで? ちゃんと清掃したの?
とのメッセージを受信しました。
ホストさんは全く内容が理解できませんでした。
きちんと毎回お部屋の清掃は忘れずにしていますし、今回も例外ではありません。
こちらのホストさんの清潔度のレビューも決して低くないです。
しかしゲストさんが怒ったままではよろしくないので、とりあえずアパートにすぐに向かうとゲストに送信し現場へ向かいました。
到着したホストさんも、1ルームの部屋に全面的に落ちている虫の光景を見て驚いたそうです。
すぐに掃除機で虫を吸い取り、ゲストさんにも謝りその場を終えたそうです。
その数日後怒ったゲストさんがチェックアウトし、再度物件へ行き清掃を行いました。
ちゃんと清掃したのに虫が落ちていたことは疑問のままです。
次のゲストさんが来るのは3日後でした。
3日後新たなゲストさんがチェックインしたのですが、またそのゲストさんからも同じく虫が落ちているとメッセージを受け取ったそうです。
再度ホストさんは急いで現場へ行きました。
いろいろホストさんは調べてみると、この物件は夏の時期になったら換気扇や窓の隙間などの隙間からコバエが侵入してくるそうです。
普通の民泊物件であれば、ゲストさんがチェックアウトした後、1回の清掃をすれば完了です。
しかしこちらの物件は3日も放っておくと虫がたまってしまうので、チェックアウト後の清掃と次のゲストさんのチェックイン当日か当日行けない場合は前日に、再度虫のチェックをする必要があるそうです。
今年の夏はホストさんの細かな清掃でクレームも少なくはありましたが、清潔度やレンビューにも多少の影響はあるようなので、来年は管理会社や業者に虫が出ないよう何かしらの対策はすると仰っていました。
民泊ホストさんへおすすめの虫対策グッズを選んでみました。
①予防編室外版
虫こないアース 玄関灯・外壁
オートロックタイプのマンションであれば、廊下の電気に寄せられた虫が玄関ドアのまわりの壁にくっついているなんてことは無いでしょうが、一軒家や屋外と直接面しているドアの物件には、ドアの近くに照明があった場合、毎年夏は虫がやってきてお困りの方も多いはず。
②予防編室内版
玄関からの侵入を防ぐ忌避剤
これを玄関に置いておけば、わずかな隙間でも侵入してくるような虫に効果覿面のようです。
③出会ってしまった版
フマキラー 這う虫 瞬間凍殺ジェット
直接虫と遭遇してしまった時はこの一本。
瞬間で凍るのであとは、すぐに捨てるだけです。
これから冬に入るので、虫の活発な時期は終えたでしょうがすぐに来年夏がやってきます。
いまのうちに対策グッズを準備して、ゲストへの虫によるバッドレビューを防ぎましょう。