民泊トラブル!!【破損】カーテンレールで懸垂か。
本日のトラブル物件情報
寝具構成:シングルベッド3台
民泊運用歴:8ヶ月
最寄駅:地下鉄・徒歩10分
ストーリー
ゲストが退去した後、ホストさんは清掃のため室内へ入りました。
多くのホストさんが清掃の際室内に入ってまず最初にやることは窓を開けることです。
退去したばかりの室内には思いのほか、ゲストさんの匂いが結構残っているもので、まずは空気の換気を行います。
今回のトラブルも、換気のために、お部屋全てのカーテンを開けていた時に発覚しました。
リビングにあるカーテンレールの左側の部分だけが前のめりに傾いていたそうです。
よ〜く見てみると、固定させるために打ち込んだネジがテコの原理で壁をえぐり、綺麗なヒビが入っていました。
無理な負荷をレールにかけたと推測できます。
大人がレールに鉄棒のようにぶらさがったのか、または子供が低い位置からカーテンを下に引っ張ったのか…
色々な事が考えられますが、ひとまずホストさんはゲストへ聞いてみる事にしました。
しかし、"全くわからない"との返答があり、ホストさんは困りました。
2,3日本当に壊していないのかやりとりしましたが、両者の意見は平行線。
ホストはゲストへの問い合わせをやめ、Airbnbのホスト保証制度を利用し、修理費をカバーしてもらう手続きを現在進めているそうです。
カーテンレール自体はネジの位置を少し横にずらして、しっかりと固定されているので、支障はないとのことです。
トラブル君の対策案
今回も私たちの日常生活ではまず見られない、民泊らしいトラブルです。
全国の民泊物件では、どうして?なぜ?というトラブルが日常的に発生しています。
「小さな子供が床に座り、カーテンを引っ張って遊んでいたら外れたのではないか」とホストさんは言っていましたが、それにしても結構な力が必要です。
大人の場合でも、わざと引っ張らないとここまで壁を引き裂くことはできません。
それでも旅先で故意でこんなことをする理由もわかりません。
本当にミステリーです。
私はこの対処に非常に悩みました。
毎回この「トラブル君の対策案」のコーナーでは、再発を防止するとともに、原因の根元を二度と発生させないをキーワードにおすすめのグッズを紹介しております。
一般的なカーテンではなく、ブラインドカーテンへの変更も考えましたが、また破られたり、壁に打ち付けるレール部分を壊される可能性は消えません。
カーテンレールもいろいろ探しましたが、特に変わったものもなく…。
ここは純粋に張り紙で、「カーテンを開け閉めする際は、優しく横にスライドさせるだけにしてください」という注意書きを貼る程度かとも思いましたが、ゲストがカーテンに触れなくても、開け閉めできるものは無いのか探したところ、とても良いグッズを見つけましたので、ご紹介いたします。
[めざましカーテン mornin’]カーテン自動開閉装置
これはスマートフォンでカーテンの開け閉めが出来るという優れもの。
あらかじめ開けたい時間、閉めたい時間を設定しておけば、この機械が自動でカーテンを操作してくれます。
これを導入し、ゲストにはスマホでカーテン操作をするよう伝え、マニュアルも印刷して設置しておけば、今回のようにカーテンレールで壁を引き裂かれることはなくなるでしょう。
それにしても、本当に家具や家電はくれぐれも優しく扱っていただきたいものです。