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民泊トラブル#78【破損】ストーブの熱で布団を溶かされちゃいました。

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今回のトラブル対象

掛け布団。

 

物件情報

トラブル発見時:ゲストチェックアウト後の清掃時
部屋タイプ:まるまる貸切
物件タイプ:アパート
間取り:1LDK
定員:5人
観光・民泊としての立地:☆☆
オートロック:有
管理人:無
民泊運用歴:8ヶ月
トラブル危険度:☆☆☆☆☆

本記事より「トラブル危険度」を追加いたしました。
ご紹介するトラブルがホストさんや民泊業自体に与えるダメージを私トラブル君が自己判断して5スター評価で表していきます。

例えばこれまでご紹介してきた、「マグカップが割れた」などのトラブルはマグカップを買い直すだけで解決することなので1スター程度です。
しかし今回のように火災にも繋がりかねない・二度と起こってほしくないトラブルは5スターになります。

さて、本日のトラブルはどのようなお話なのでしょうか。。

 

トラブル内容

今回のトラブルは、火災にも繋がりかねない非常に危険なトラブルです。
ホストさんがゲストチェックアウト後清掃のため物件内に入られた際に発覚したトラブルです。

生活に欠かせない寝室にあるはずのある物が何故かリビングのど真ん中に置いてあったそうです。
なんと掛け布団が焦げた状態で置かれていたのです。

まずは健全な掛け布団をごらんください。

B2こちらが綺麗なゲストを迎え入れる事のできる状態のお布団。
*被害物件の写真ではありません

そして、今回ホストさんが見た衝撃的な掛け布団の写真がコチラ。

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完全に焦げてカバーシーツだけでなく、掛け布団本体までもが破れ、中の綿が見えてしまっています。
さらに気になる原因は見た瞬間にホストさんはわかったと言います。

なぜならこの掛け布団は本来リビングの隣の寝室にあるべきですが、何故かリビングに置かれているストーブの目の前に置かれてあったそうです。
そしてそのリビングの温風口には溶けてくっついた掛け布団カバーの素材がこべりついていたのです。

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何度こすっても取れなかったそうで、現在も写真のように白くこびりついているそうです。
損害を受けた掛け布団に関しては買い直すという選択で新たなゲストが使える物を提供できますが、焦げる際の熱が発火するという可能性も無きにしもあらずでした。

火事という最悪な想定をも想像出来てしまう非常に恐ろしいトラブルです。

 

過去の類似するトラブル

過去に当ブログでストーブ前に置いた掃除機が溶けていたというトラブルをご紹介いたしました。
⇒#72【破損】掃除機がねじ曲げられてしまいました。

こちらの記事での予防策としてはストーブの付近に物を置かせないよう、ストーブガードという柵をご紹介しましたが、今回は最悪のケースである家具や物品にが発生し、火事になった場合の対処グッズも民泊物件ならば設置したほうが良いのでは?と思い、外国人ゲストにも簡単に使える消火グッズをご紹介いたします。


ヤマトプロテック エアゾール式簡易消火具 【直撃消火】 AE-400

一般的な消火器は集合住宅の場合だと共有部の廊下にあることがほとんどで、室内にはありません。
そして説明もわかりづらく、操作も慌てている環境下では難しいでしょう。

このスプレータイプだと「fire extinguisher・消火道具」の文字をテプラなどで本体に貼り付け、目のつく場所に置いておけば、万が一の際もスプレータイプなので説明不要でゲストが使うことが可能です。

ぜひとも現在民泊ホストをされている方は消火スプレーの設置をご検討ください。
そして今後民泊を始めようとされている方は、このような物を置く置かないは自由ですが、選択肢の一つに堂々入る事をされるという責任をお持ちください。

このブログを読んでくださっている方は本来ベッドの上にしか置いてあるはずのない布団を寝室からリビングに移動し、ストーブや扇風機の前に放置されたことはありますでしょうか。。
99%の方は無いはずです。

他の記事を読んでいただければご納得いただけるかと思いますが、「絶対にありえない、そんな事人生で一度もしたことがない」という事が普通に起こってしまうのが民泊でもあるのです。

 

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